【懐かしの本】衝撃的だった「星新一」
おーいでてこーい
中学に入りたての頃
担任の国語の先生が授業で紹介した
作家「星新一」
ショートショートシリーズで人気の作家でした。
ひとつ2,3ページの短編小説がとてつもなくおもしろすぎた。
特に、この「ボッコちゃん」に入っている
『おーいでてこーい』という作品は衝撃的でした。
ちょっとブラックユーモア的なお話なのですが
「謎の穴の中に、いろんなものを放り込んでいく人々・・・
そして、ある日・・・」
最初は「?」から衝撃のラスト「!」て感じでした。
現代社会に警鐘を鳴らすような作品でしたね。
おもしろいのですが思わず背筋がゾクっとするような
ふしぎな面白さがたくさん詰まっている本でした。
また、表題でもある『ボッコちゃん』の話も
とてもおもしろブラックです。
当時は、星新一の本を図書館で借りまくりました。
お小遣いで買えるようになると何冊も買いましたね。
特にこの「ボッコちゃん」は何回も買い直しました。
無くしたり、友達に借しっぱなしだったり、
引っ越しで行方不明になったり、ボロボロになったりで。
突然思い出したように読みたくなるんです。
もちろん、今は数年前に買い直したものが手元にあります。
今晩は、一杯やりながら読み返してみましょうか。
おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)
- 作者: 星新一,加藤まさし,秋山匡
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/03/15
- メディア: 新書
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