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【懐かしの本】衝撃的だった「星新一」

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

おーいでてこーい

中学に入りたての頃

担任の国語の先生が授業で紹介した

作家「星新一

ショートショートシリーズで人気の作家でした。

ひとつ2,3ページの短編小説がとてつもなくおもしろすぎた。

特に、この「ボッコちゃん」に入っている

『おーいでてこーい』という作品は衝撃的でした。

 

ボッコちゃん

 

ちょっとブラックユーモア的なお話なのですが

「謎の穴の中に、いろんなものを放り込んでいく人々・・・

そして、ある日・・・」

最初は「?」から衝撃のラスト「!」て感じでした。

現代社会に警鐘を鳴らすような作品でしたね。

おもしろいのですが思わず背筋がゾクっとするような

ふしぎな面白さがたくさん詰まっている本でした。

また、表題でもある『ボッコちゃん』の話も

とてもおもしろブラックです。

 

当時は、星新一の本を図書館で借りまくりました。

お小遣いで買えるようになると何冊も買いましたね。

特にこの「ボッコちゃん」は何回も買い直しました。

無くしたり、友達に借しっぱなしだったり、

引っ越しで行方不明になったり、ボロボロになったりで。

突然思い出したように読みたくなるんです。

もちろん、今は数年前に買い直したものが手元にあります。

今晩は、一杯やりながら読み返してみましょうか。

 

ボッコちゃん

ボッコちゃん

 

 

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

 

 

「懐かしの本」