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【青春の思い出】チェリオ

ビリー 手作りドールハウスキット 昭和シリーズキット 駄菓子屋 8532

あの頃の夏の思い出

暑い夏の夕方、クラブ活動を終え、ふらふらの体を引きずるようにして

向かったのはいつもの駄菓子屋

キンキンに冷えたチェリオの喉越しを思い出します。

 

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今では珍しい瓶入りのジュース。

僕らの地域ではチェリオのグレープとオレンジが販売されており、

たしか値段は40円だったと思います。

実際は1本50円で、瓶を返すと10円返金される、そんなルールだったと思います。

店先で飲む僕らは中身だけの値段40円で売ってくれてました。

 

こんなチェリオの味なんですが、

ファンタシリーズと比べると、ちょっと・・・。

てな感じです。

ただ、値段が安く、量も多い。

これが学生の僕らには最大のポイントだったのです。

しかも、王冠(フタ)の裏にはくじがついており、

当たりがでるともう一本もらえる特典付きでした。

(当たったこともなく、友達でも当たったものはいない・・・)

このチェリオをカラカラに乾いた喉に流し込む。

ファンタシリーズに比べると

ちょっと甘めで、炭酸も弱め、

しかし、これが最高においしく感じていました。

チェリオ・スポーツ

そして、突如販売されたのが

チェリオ スポーツ

当時のスポーツ飲料ブームに乗ってなのか

ポカリスエットを水でさらに薄めたような

微妙な味のチェリオが新発売になりました。

 

友達の一人は、

「なんか、薄いスイカの味がする」

また一人は、

「なんか、薄い薬飲んでるみたい」

など。

 

共通して言えることは

「なんか、薄い」

でした。

しかしながら僕らの仲間内ではこれが流行り、

駄菓子屋のおばちゃんも予想外の人気に

たくさん冷やすのを忘れ、

「ちょっとぬるいけどいい?」

と、常温のチェリオスポーツを飲まされることもしばしば・・・。

その後、チェリオスポーツは店頭から消え、

僕らも少しずつ大人になり、

ファンタオレンジなんかを飲むようになっていきました。

 

数十年前に帰省がてらに、チェリオでも飲もうかと

おばちゃんのいるその駄菓子屋に向かいましたが、

とっくの昔に取り壊され、駄菓子屋のあとには

ワンルームマンションが建っていました。

 

もう一度、あのぬるいチェリオスポーツが飲みたい。

そんなことを感じた夏の夕方でした。

 

チェリオ (飲料) - Wikipedia

 

 

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