オッサンライフ

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【昭和の夏の風物詩】「冷やしあめ」と「グリーンティー」

サンガリア ひやしあめ 190g 缶×30本

夏の最強の飲み物

夏の暑い日、母の買い物についていった幼き日の僕は

暑さのあまりダダをこねると必ず買って与えてくれたのが

冷やしあめ」でした。

 

冷やしあめ 吊下旗 No.63061(受注生産)

 

長い商店街の中ほどの冷やしあめが売っている店の近くになると

わざとダダをこねていた気がします。

 

 

これが冷たくておいしいのです。

銀色の大掛かりな機械でキンキンに冷やされた冷やしあめ

子供だった僕にはショウガの風味がちょっと大人の味でした。

僕らの頃は1杯50円くらいで、店先にある透明のコップに

店主のおじさんがなみなみと注いでくれるのです。

コップも紙コップやプラスチックの使い捨てのコップではなく、

ずらっとつみ重ねられたガラスのコップでした。

小さな僕は両手の手のひらで冷たいコップを抱え、一気に飲み干す。

背中に張り付く汗まみれのシャツの隙間を一瞬清涼感が走る。

鼻に抜けるショウガの香りと舌先に残るほどよい甘み。

夏の最高の一杯でした。

 

しかし、冷やしあめの横に同じように売っている、

謎の深緑の飲み物・・・。

母は時折飲むその深緑の飲み物こそが

グリーンティー」なのです。

これもまたおいしいのです。

言うなれば甘い抹茶味の飲み物です。

これも店先でキンキンに冷やされ、

「どっちにする?」

と聞かれた僕は選択をいつも悩んでいました。

 

もう、ずっと何十年も飲んではいないですが、

久しぶりに飲んでみたいですね。

 

 

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