迷ったなら「柔道部物語」を読め!
青春部活マンガ「柔道部物語」
世界陸上やワールドカップバレーの影に隠れて
ひっそりと行われている世界柔道・・・。
私自身は柔道は体育の時間にやったくらいで
あまり詳しくありませんが
この「柔道部物語」は大好きでした。
岬商業高校に進学した三五十五(さんごじゅうご)は、ふとした興味から柔道部を見学(仮入部)したところ、新入部員歓迎のしごき「セッキョー」で地獄を見る。これに憤りを感じるが、負けん気の強い三五は柔道を続けることを決意する。そして三五は必殺の背負い投げを会得し、岬商の救世主となる。 wikipediaより
たまたま、当時の友達に借りて読んだのですが
はまりましたね~。
一晩で全巻読む勢いでした。
この主人公の三五十五(さんごじゅうご)がいいんです。
すごいポジティブなんです。
今で言う「草食男子」が弛まぬ努力と根性で柔道界のスターになるのです。
いろいろ世知辛い世の中でどうしても迷うことがたくさんあります。
もちろん努力や根性では乗り切れないこともたくさんあります。
そんなときにこのマンガを読むと
ベタなんですが、仲間やら友情やら挫折、努力、青春、汗、部活、
なんか鼻で笑っちゃうようなセリフやシーンの続出なんですが、
これが、いいんです。
あの頃の、部室の匂い、汗臭さ、痛い失敗、なんかがよみがえってくるんです。
そして、この主人公はいつも前を向いているんですね。
うつむきがちな暮らしの中でも、常に前を向いている。
弱音も吐くのですが、前を向きながら弱音を吐くのです。
なかなか魅力的な主人公です。
思わず、口をとがらして背負い投げしたくなりますよ。