一生使える鍋が欲しかったので「Staub(ストウブ)」か「Le Creuset(ル・クルーゼ)」のどちらにするか迷ったあげく両方買った感想
私は以前勤めていた仕事上、料理はできる。
得意かどうかわからないがお店で出せるレベルの物はできる。
煮物を作るにしても、鍋ひとつで味が変わることも知っている。
そこで、一生使える、いや三代先まで使えると言われている
「ル・クルーゼ」の鍋を買おうと思った。
この鍋の性能は知っていた。
しかし、そこに強力なライバルが現れた。
「ストウブ」だ。
その武骨なフォルムに惹かれた。
どちらを買うべきかしばし悩んだ。
そして買った。
両方。
Le Creuset(ル・クルーゼ)
ル・クルーゼはココットロンドにした。
色は定番のオレンジ。サイズは20。
ル・クルーゼで作った煮物は秀逸だ。
特に肉じゃが。
水を入れずに煮ることで野菜にうまみが凝縮される。
特にじゃがいもには驚かされる。
今までの「肉じゃが」の概念が根本から覆されるほど
じゃがいもがうまい。とにかくホクホクなのだ。
最近では米を炊くのに使っている。
米も驚くほどおいしく炊ける。
世間では高性能の炊飯器が売られているが
遜色ないどころか、それを上回る炊き上がり具合だ。
Staub(ストウブ)
ストウブはココットラウンド。
色はやはり黒。サイズは同じく20だ。
武骨なこのフォルムに合うのはカレーやシチュー。
豚汁やかす汁もうまく出来る。
野菜の煮込み具合が最高によい。
今年の冬は土鍋を買わずにストウブで鍋物をした。
鍋物も最高にうまく出来る。
おでんだって完璧な完成度だった。
どっちがいいのか?
結論から言えば、どっちもいい。
どちらも使えるし、もちろんどっちかあれば事は足りる。
私は二つとも活用している。
ル・クルーゼは主に米を炊いている。
ストウブは鍋になったり煮物をしたり。
電気炊飯器は倉庫にしまった。
もう炊飯器を使うことはないだろう。
この両鍋はフル回転だった。
もちろん時には逆だって使える。
ストウブで米を炊いて、ル・クルーゼで煮物をする。
どっちでもおいしいから気分次第で使い分ければいい。
ただひとつの問題点は重さ。
ホーロー製なので重い。
大家族なら20cm以上がいいかもしれないが
普段使いなら、扱いやすい20cmがベスト。
米なら3合炊ける。鍋物なら約3人前といったところだ。
これらの鍋は使えば使うほど、馴染んで料理もおいしくなる気がする。
値段は高いが、長く使えるし、料理もおいしくなるし、
見た目だってかっこいい。
いわゆる、イニシャルコストは掛かるがランニングコストは掛からない。
やがて、自分の娘や孫が使い続けていくなど夢想するとそんなに高いものではない。
「大事」に「丁寧」に使っていく。
まさしく「一生もの」の鍋だ。
ルクルーゼ 鍋 20cm IH 対応 ココット ロンド オレンジ