オッサンライフ

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【懐かしの漫画】 忘れられない「ドラえもん」の6巻

ドラえもん (6) (てんとう虫コミックス)

 

僕らがまだ小学生の頃

人気のマンガはやはり「ドラえもん」だった。

 

てんとう虫コミックの「ドラえもん」は

誰の家の本棚にも並んでいた。

 

さすがにこの年齢になると

話の内容はあまり覚えていないが

忘れられない話がある。

 

それは「ドラえもん」第6巻にあった。

 

 

泣けた「さようなら、ドラえもん」

6巻の最後にその話がある。

タイトルは「さようなら、ドラえもん」だ。

 

のび太が、突然未来に帰ることになったドラえもんに

心配かけぬよう勇敢にジャイアンと戦う話。

 

まだまだ子供だった私は親に怒られて泣いたことはあったが

悲しくて泣いたのはこれが初めてだったと思う。

そして「感動」を体験したのも初めてだった。

 

私は何度も何度も読み返し、

そして何度も何度も泣いた。

それでドラえもんが終わらないのを知っていても泣けた。

まるで最終回のような話

「安心して帰れるだろ、ドラえもん」とのび太。

ドラえもんがいなくなった薄暗くて広く感じられる部屋。

なんともいえない表情でひざ頭を抱えるのび太。

 

今でも、そのシーンとか、当時の匂いみたいなものが

鼻先をくすぐるようです。

当時の私は「ドラえもん」を全巻揃えているわけでもなく。

しかし、この6巻だけは大事に持っていました。

あの6巻はもうどこかへ無くしてしまいました、

それと同時に大事な何かも無くしてしまったのかもしれません。

もう一度買い直して、その大事な何かを見つけてみようかと思います。

 

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