【青春の車】スターレットターボ
スタタボの思い出
車は何台か乗っているのですが
僕が初めて買った車は、
スターレットターボでした。
こんなやつ↑
大学生の時の友人に売ってもらいました。
たしか破格の5万円でした。
マニュアルのボロボロの車で
すでに15万キロ以上も走っており
エアコンも使えず、パワーウインドの窓も壊れていました。
当時はスターレットターボ、略して「スタタボ」は
「辛口スターレットターボ!」のキャッチコピーのCMで人気がありました。
いわゆる、「走り屋」にも人気で、
このスタタボも元々はどこかの「走り屋」の車で、それが回りまわって
僕が5万円で買うことになりました。
その大学の友人も、先輩に売ってもらったらしく、
もう廃車にしようとしていたものを
僕が頼みこんで売ってもらったわけで、ボロボロなのは当たり前でした。
人生初のマイカーでした。
当時は彼女もおらず、高校時代からの友人と初ドライブでも行こうと
エンジンをかけるわけですが、案の定、なかなかかかりません。
何度目かのチャレンジで「ブロロロロ・・・」と消え入りそうなエンジン音を
かもし出しました。
「さあ、海に向かってレッツゴー!!!」と
家の近くの坂道を駆け上がると
「ぷすん」
と、最後の音を発し、そのまま2度とエンジンは掛からなくなりました。
そして友人とふたりして動かないスタタボを近くにあった中古車屋に押して行き
「これいくらになります?」
と、僕らは臆することなく中古車屋さんの社長に聞くと
「0円」との明快な回答。
「本当なら廃車費用が掛かる」とまで。
結局、0円で車を売り、トボトボと歩いて帰路に。
人生初のマイカー「スタタボ」。
僕の車になっての走行時間=車を受け渡されて家まで帰ってきた2時間+
初のドライブに行こうと出掛けた15分。
総合計、約2時間15分。
金額、5万円と諸費用・・・。
そんな初めての車、
「スターレットターボ」の思い出でした。
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