【青春の思い出】あの頃よく読んだ「ビッグ・トゥモロウ」が休刊へ
またひとつ青春の思い出が消えていく。
本が売れなくなった時代。
残念ではあるが仕方がない。
月刊誌「BIG tomorrow(ビッグ・トゥモロウ)」
「ビッグ・トゥモロウ」に出会ったのは大学生の頃だった。
「ジャンプ」や「マガジン」を捨て「ビッグ・トゥモロウ」を手にした。
社会人としてのたしなみや大人のお金の使い方、出世する方法なんかが書かれていた。
それほど興味があったわけではないが、この雑誌を読んでいるとかっこよかった。
ちょっと大人になれたのだ。
社会人になったらなったで、読む暇もなく、
思いついたように購入してはなにかしらの参考にしていたと思う。
そんなこんなのうちに世間にはパソコンが普及しだし
雑誌に載っているようなことはネットで収集でき、
ますます視界からはずれていった。
挙句の果てはスマホだ。
唯一、雑誌や文庫本や新聞などを目にする通勤電車の中も
スマホに駆逐された。
もはや、紙媒体を触ることさえなくなったのかもしれない。
これが時代の流れというものなんだろう。
もう、役目を終えたのだ・・・。
しかし、たしかにあの日の僕らに知恵を付け、
うまく生きていく術をなんらかの形で伝えてくれたのは確かだ。
僕らはそれらすべての知恵や情報を食べて生きてこれたのだ。
ためになるもの、ならないもの、それらすべては僕らを楽しませてくれた。
そして僕らはまた大きな明日に向かっているのだ。
ホットドッグプレスも休刊していた
関連で調べてみると、僕らの青春の一冊「ホットドッグ・プレス」も休刊していた。
「ビッグ・トゥモロウ」より少し前、高校生から大学生の頃、
毎月買っていた雑誌だ。
恋愛のマニュアル本みたいな雑誌でおもしろかったし参考になった。
いろんな意味でお世話になった雑誌だった。
現在はスマホマガジンとして復刊しているらしい。時代だね。
「POPEYE」や「MEN'S NON-NO」はまだ生き残っているんだね。