水泳帽っていってましたよね
夏の体育は水泳
暑くなってくると、思い出されるのが水泳の授業。
小・中・高と水泳の授業がありました。
ところで水泳帽って覚えています?
水泳帽
今ではスイムキャップなんて言うのでしょうけど
こんなやつね。
僕らの時は水泳帽って言ってました。
白いメッシュ状の帽子で
こんな感じなんですが
もっと粗い網状であご紐がついていて・・・
さすがにもう売ってないようですね。
僕らの小学校では、この水泳帽に泳げる技量によって色のついた紐を
前頭部に縫い付けていくのです。
赤い紐二本なら「25メートル泳ぐことができる」とか黄色の紐が三本なら
「50メートルをクロールでも平泳ぎでも泳ぐことができる」など。
当時の私はあまり泳ぐことができずに、白い水泳帽には紐が一本だけ縫い付けてあったのを覚えています。
水泳大会に選出されるような生徒は水泳帽も変わり、
紺色の水泳帽をかぶることが許されるようになるのです。
紺色の水泳帽に何本もの紐を縫い付けている同級生が
かっこよいのやら、うらやましいのやら・・・。
お尻ジャバジャバ
今はもうやっているのかどうかしりませんが
僕らの頃はプールに入る前に腰まで浸かる、深さ30センチ程度の小さな槽で
お尻をジャバジャバしてませんでした?
そこには消毒液がはいっていて、すこし白濁した水がはってあるのです。
あれに入るのがいやでいやで。
その他にも、プールの底には白い、今で言う入浴剤の「バブ」みたいなものが
たくさん沈んでいたりしました。
衛生面で注意が必要だったのでしょうか?
眠くてたまらん
高校生の水泳の授業なんかになると本格的に泳がされて、
もう水泳の授業が終わるとくたくたになっていました。
水泳のあとの授業がねむいねむい。
教室にクーラーがあるわけでもなく
開け放たれた窓から流れ込む初夏の風は、
日に焼けて黄ばんだ教室のカーテンをはためかせ
ぬれた髪の僕たちはカーテンの陰に隠れてよくねむったものです。
あの頃の僕らはいったいどんな夢を見ていたのでしょう。
やがてチャイムが鳴り、僕らの4時間目は終わるのでした。