オッサンライフ

オッサンのオッサンによるオッサンのためのブログ

【太郎三兄弟】どの太郎が好きだった?

菓道 玉葱さん太郎 15g×30袋

 

小学生の頃、50円玉を握りしめていった駄菓子屋。

「うまい棒」と並んで人気だったお菓子。

キャベツ太郎・玉葱さん太郎・もろこし輪太郎。

あなたはどれが好きだった?

 やっぱり玉葱さん太郎!

「玉葱さん太郎」か「キャベツ太郎」にするのか

僕らにとっては悩ましい問題であった。

20円のお菓子。両方食べたいが予算の問題がある。

「うまい棒」は決定しているので、やはりどちらか一袋になる。

 

濃厚な風味と深い味わいの「玉葱さん太郎」か

 

菓道 玉葱さん太郎 15g×30袋

 

スパイシーなソース風味でパンチのある「キャベツ太郎」か

 

菓道 キャベツ太郎 14g×30袋

 

彼らはいつも僕らを悩ませるのだ。

 

「もろこし輪太郎」はなんか甘いので却下。

 

菓道 もろこし輪太郎 17g×30袋

そうして僕らは何十袋も食べ比べ続けて

ある結論にたどり着いた。

仲間の誰かがこう言った。

 

「キャベツ太郎」はなんか飽きる、な。

 

なぜ、そのような結論にたどり着いたのか覚えていないが

一気に「玉葱さん太郎」は追い風に乗ったのだ。

圧倒的支持率で「玉葱さん太郎」が人気になったのだ。

 

まだたいして味なんかわからない小学生の放った一言で

僕らは暗示をかけられたかのように「玉葱さん太郎」に走った。

近所の駄菓子屋から「玉葱さん太郎」だけが消えた。

絶大な人気で売り切れるのだ。

 

「こっくりさん」が流行るように、まだ自分の意志がはっきりしない

小学生は暗示的なものに弱かったのだ。

 

しかし、まだ私の暗示は解けていない。

やはり「玉葱さん太郎」が好きだ。

 

「太郎シリーズ」最大の謎

小学生時代から解けていない謎がある。

その日、友達みんなで議論となった。

 

なぜ「玉葱さん・太郎」なのか。

「玉葱・さん太郎」ならしっくりくる。

または「玉葱三太郎」とかなら分かりやすい。

「キャベツ太郎」「玉葱三太郎」「もろこし輪太郎」

これならピタッとはまる。

 

しかし、「玉葱さん・太郎」なのだ。

玉葱に対して敬称なのである。

「キャベツ太郎」のキャベツは呼び捨てである。

この謎はあの日から解けぬままである。

 

僕らの駄菓子